自然治癒力とは?
まず殆どの方が風邪の経験はあると思いますが、風邪はどうやって治るのでしょう?
風邪クスリで治ると答える方がおられると思いますが、答えは「NO」です。風邪クスリは熱を下げたり、咳を止めたりと症状を軽くしてくれますが、風邪のウイルスを退治するのは身体の自己治癒力によるのです。
私たちは、自己治癒力があるお陰で、少々の細菌やウイルスなどが体内に侵入しても、通常はそれを撥ね退けるので、簡単には病気になりません。
毎日、癌(がん)細胞が6000個生まれているとも言われますが、殆どが癌にならずに生活出来るのは、遺伝子が異常をきたした細胞自身がアポトーシス(自殺行為)を起こして死んだり、あるいはリンパ球による攻撃、そして排除などが起こっているからです。
手に切り傷を負った場合、まず血液の凝固により破れた血管の止血、血小板から様々な成長因子の放出、それによって血管の新生、新しい組織の増生、修復が行われ、白血球の侵潤で壊れた組織の破壊や処理と、菌からの感染防御など、、、とても複雑で周到な反応が行われているのです。
つまり自然に備わった治癒力によって、毎日毎日病気を未然に防いでいるのです。病気になった場合も、同様の機序で治るのです。
自然治癒力とは、結局何でしょうか?
私の考え方ですが、ヒトを形成する約60兆の細胞が充分に機能していて、外敵、外界の変化、内部の環境変化などに敏感に反応して立ち向かう総合力と考えています。私たちには元来、強力な、驚きの自然治癒力が備わっていることを認識してください。
血液オゾンバイタル療法(血液クレンジング療法)は、正しく自然治癒力を高めて、復活・強力にするのが目標です。
自然治癒力の内容(下記の項目が全て活発で、相互に高めあっています。)
- エネルギー産生が盛んで満ちている。
- 血流が滞らず、末梢まで血液循環が潤滑に行われる。
- 血液の酸素化、流動化の健在。
- 活性酸素を消去する酵素が増産される。
- 各種免疫細胞の増加による免疫強化。
- 骨髄幹細胞の稼動化。